★育児日記★


by CHINAMAMA377

育児(1143)岩おこし

        育児(1142)岩おこし
              20070915(金) 晴

 今日はとてもよい天気でした。
 ジャジャを駅でお婆さんに渡した後、スーパーに買い物に行ってきました。そこで、とても懐かしいお菓子を見つけました。
 岩おこしです。 
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 小さい頃よく食べました。ほんとうによく食べました。
 お正月前、母がご飯を固めに炊き、大きなざるに載せ、毎日陽射を浴びさせ、時間をかけて乾かしました。それらのご飯を一粒一粒になるように、母が毎日手で混ぜていました。 
 ご飯が完全に乾いた後、お正月の直前、職人に頼んでお菓子を作っておきます。そのお菓子は、岩おこしでした。
 うちはいつも家で作ってもらっていました。村には、職人ではないけれども、岩お菓子がとても上手なおじさんがいたのです。
 まだ覚えているのは、最初乾いたご飯を炒めたとき、極細かい粒の砂を使って、ご飯と一緒にいためたのです。砂の熱さでご飯粒の全体が均一に熱くなり、焦げないわけです。
 上手に炒めれば、乾きご飯粒は真っ白になります。それが冷めたら、釜で煮込んでおいた水あめの中にすぐ混ぜ、そして用意されたいたのうえに載せ、形を整え、とても大きな鋭い包丁で四角いに切りました。岩おこしのできあがりです。
 言わなければならないのは、その水あめは母が毎年芋で作ったのです。水あめが足りない場合、砂糖を加えてもよいのです。
 小さい頃、田舎の岩おこしは、普通に生姜を入れますが、もしごまもすこし入れてもらったら、それはとても高級でぜいたくに思われます。
 小さい頃、農家の子供たちのおやつは他にあまりなかったため、岩おこしはとても人気で、大事な食べ物でした。特に、気温が高いと水あめが溶けてしまいますので、一年中、思い切り食べられるのはお正月しかなかった。
 そんなお菓子はとても硬いので、お婆さんたちはそれをお湯に入れて食べていたのを覚えています。
  お米のおこし以外、ピーナツのおこしやごまのおこしもありました。でも、ピーナツのおこしとごまのおこしは贅沢品なので、お客様を招待するとき使っていました。ジャジャのママと弟達はいつもお米のおこしを食べました。
 岩おこし、その懐かしい堅さ、その懐かしい甘み、そのお正月の雰囲気を感じさせられる香り、幼年期に戻った気持ちで頂きました。
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by chinamama377 | 2007-09-15 18:53 | 育児日記